WubiでUbuntu7.10とWindowsXPのデュアルブート環境

Windows Installer形式でUbuntu(jp)をインストールでき自動的にデュアルブート環境にしてくれるWubiにてインストールしてみた。

最終的な目的はWindowsXPとUbuntuのデュアルブート環境構築、Ubuntu日本語環境、3Dデスクトップの導入

Wubiの原理はVMのようにNTFS上に大きなファイルを作りそれを使用する。メリットは手軽、Windowsドライブのマウントが楽。デメリットはNative Ubuntuに比べると若干遅い、パーティション切れない。速度的面は以下のスペックでは全く問題無し。Native Ubuntuが何とか動くスペックでは厳しいらしい。

  • CPU: AMD Turion(tm) 64 X2 Mobile Technology TL-50 (1.6GHz)
  • メモリ: 2G
  • HDD: 80G (Ubuntu割り当て15G)
  • グラフィック: ATI Radeon Xpress 1100

OSの環境は以下。

  • WindowsXP SP2
  • Ubuntu 7.10

WindowsからUbuntuをインストール

WubiのBetaはUbuntu7.04用なので7.10をインストールするためにWubi/develから最新のものを使う。今回使用したものはWubi-7.10-alpha-rev386。

起動させれば自動的にCDイメージのダウンロードが始まる。ダウンロードは遅い場合が多いので、先にダウンロードしておいても可。その場合はWubiと同一ディレクトリにisoを置けば良いらしい(未確認)、DaemonToolで仮想CDとしてマウントすればそこから読んでくる。ローカライズ版isoだと途中でインストールが止まったのでダウンロードするisoはWubiが落としてくるものを推奨。インストール言語は日本語。

用意が出来て再起動すれば、WindowsとUbuntuの起動選択画面になるのでUbuntu-linuxを選択。あとは自動的にインストールが進んで再起動するので、もう一度Ubuntu起動させればログインできる。インストールはこれで完了。インストール後は日本語入力が出来いが無視(SCIM未起動)。

Ubuntuを日本語環境に

[システム]→[設定]→[キーボード]→[レイアウト]で使用するキーボードの型式を選択。レイアウトにJapanを追加しデフォルトに設定。

Ubuntuの日本語ローカライズ版であるubuntu-desktop-jaを入れる。
Japanese Teamによる追加パッケージの利用方法

$ sudo vi /etc/apt/sources.list

以下2行を追加

deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy-ja/
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ubuntu-ja-keyring
$ sudo apt-get update

上記だけだと色々パッケージが見付からないと言われるので、とりあえずリポジトリのコメントアウトを除去する。

$ sudo vi /etc/apt/sources.list

#deb http://jp.archive.ubuntu.com/...
↓
deb http://jp.archive.ubuntu.com/...

#deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/...
↓
deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/...

ローカライズパッケージインストール

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja

[システム]→[設定]→[SCIM入力メソッド設定]→[全体設定]のキーボード配列を「日本語」に変更。

再起動後、日本語入力出来る事を確認(Shift-Spaceで切替)、出来なければSCIMが立ち上がってないので端末から起動させて確認する(自動起動は後で設定)。

$ scim

これで日本語環境の設定は完了。必要なら[システム]→[システム管理]→[アップデート・マネージャ]でアップデートしておく。

2007-11-25 22:45追記GUIでファイル名変更時にキー入力を受け付けないので、以下の方法で入力方法を変更。

  1. ファイルクリック → F2
  2. 名前欄右クリック
  3. 入力メソッド → SCIM Input Methodを選択

3Dデスクトップ環境「Compiz Fusion」を設定

Ubuntu 7.10 Gusty には標準で Compiz Fusion が入ってるので Beryl はいりません。Compiz Fusionってのは Compiz に Beryl を統合させたものだそうなので。

Ubuntu 7.10 Gusty の Compiz Fusion で 3Dデスクトップ

上記引用元の解説の通り[システム] → [システム管理] → [制限つきドライバの管理] → [ATIの高性能グラフィックドライバ]→有効にするでドライバを入れる。リポジトリのコメントアウトを元に戻しておくとパッケージが見付からないと言われたので解除しておく。

設定変更用パッケージを入れる

$ sudo apt-get install compizconfig-settings-manager emerald

[システム] → [設定] → [外観の設定] → [視覚効果] → [設定変更]で必要に応じた設定に変更。

ここで「The Composite extension is not available」というエラーが出たので、以下をインストール後再起動で解決。

$ sudo apt-get install xserver-xgl

Ubuntu日本語フォーラム / The Composite extension is not availableとでてしまいます。

SCIM自動起動

ローカライズパッケージインストール時にSCIMが自動起動するようになっていたはずが、Compiz Fusion動かすと何故か無効になっていた。

[システム] → [設定] → [セッション]→[自動起動するプログラムから追加をクリックし、名前・コマンドに「scim」、説明に「input method」と入力し追加。

再起動し立ち上がっている事を確認。

日本語入力ONにするとなにかとクラッシュ問題

[システム]→[設定]→[SCIM入力メソッド設定]→[全体設定]の「全てのアプリケーションで同一入力メソッドを使用」のチェックを外すか、$GTK_IM_MODULEをscim-bridgeに変更する。

$ export GTK_IM_MODULE=scim-bridge
$ echo $GTK_IM_MODULE
scim-bridge

Ubuntu日本語フォーラム / Firefox クラッシュ on 7.10

これで当初の目的は完了。今のところ問題なく使用できているのでしばらく様子見。